平成13年1月2日  コース:発心門〜熊野本宮大社  時間:2時間

メンバーは、50才台・2名、30才代・2名、男性2名、女性2名。
 午前9時ごろに、
発心門王子到着。発心門王子を見て、発心門王子の中にある小さな鳥居を見、いざ出発。しばらくはアスファルトの道を歩く。よく「え?アスファルトなんですか?」というお問い合わせがありますが、よく考えてみれば、それは普通のことかも。熊野古道は昔の一般道。現在に続くこの路の一部も、現代人が通る一般道の一部であってもおかしくはありませんよね。そして、30〜40分歩くと、水呑王子に到着。水呑王子付近は、ちょっと昔、小学校の分校があり、また、コテージなどの跡があるので、ちょっと開けたかんじ。コテージ跡は綺麗に整備されているので、ちょっと休憩にはいいですね。そういえば、水呑王子付近には歯痛のお地蔵さんが、水呑王子石碑となりには腰痛のお地蔵さんがあります。
左は水呑王子手前の歯痛の地蔵さん、右は、水呑王子横の廃校
菊水井戸
水呑王子を出発するとだんだんとアスファルトではない山道へ。風に木立がゆれる音と、落ち葉を踏みしめる音が、雰囲気があります。30分ほどこの道を歩くと再びアスファルトの道へ。菊水の井戸を通り過ぎると左手に牛小屋が。子牛と母牛が仲良く小屋に入っていました。ワラが落ちていたのであげると、食べてくれました。牛に餌をあげるのは初体験。子牛が可愛かった。残念ながら、現在は牛はいません。
その後10分ほどいくとようやく伏拝王子へ。伏拝王子にはトイレがあります。このルートでトイレがあるのは出発地点の発心門王子とこの伏拝王子、三軒茶屋、最終地点の熊野本宮大社のみなので、ここですませたほうがいいです。この工程で、ちょうど伏拝王子でお昼になったので、お弁当を。この伏拝王子は、10月もしくは11月に、観光協会主催で「熊野古道駕籠かきレース」が行われます。1等は10万円の賞金が(^o^)丿。もち投げも行い、景品もあたります。さてさて、30分ほどの休憩後、一路、熊野本宮大社へ。ここからの道も山道です。

30分ほど行くと、三軒茶屋跡があります。そして、また45分ほど歩くとアスファルトの道に到着し、5分ほどで祓戸王子へ。そして、1分後、熊野本宮大社の裏の鳥居へ到着。鳥居をくぐり、大社にお参り。その後、158段の階段を下り、行程終了。

*三軒茶屋跡には九鬼ケ口関所がある。もともと、この場所には関所はなく、本宮町九鬼の三里中学校の裏山あたりにあったとされている。関銭は、約500年前、高野山の許可を得ていた。額は10文から7文だった。その当時のお酒1合、現在の約200円と同じである。(米1升が1日の日当、1両は現在の6万円ぐらいで、米1石に値した。)


*音無川
明治の大洪水までもともと熊野本宮大社が鎮座していた場所は、現在は大斎原(おおゆのはら)という。その目に流れる川は音無川という。現在の川は、川床が浅くなり水量も少ないが、往古は水量も豊かで清らかな水が流れていたとされる。熊野詣の人々は、本宮へたどり着いたその足で、この川を渡って宝前にぬかずき、夜になってあらためて参拝するのが作法であった。最初の参拝を、「ぬれわらじの入堂」といい、自然の禊と考えられた。